このたび金沢市小学生陸上教室が「生涯スポーツ優良団体賞」を文部科学大臣から受けました。

10月18日に小阪慶三代表が東京での表彰式に出席され，室伏広治スポーツ庁長官から表彰状と盾をいただいてきました。

19日のスポーツテストの日にスタンドで子どもたちにお披露目しました。代表に読んでいただいた表彰状には「長年にわたりスポーツの普及振興に尽力し他の模範とするに足る顕著な成果を挙げられた」とあります。

今年は卒業生の五島莉乃さんがオリンピックに出場したり，清水空跳くんが100ｍで大記録を出したりしましたが，そういうことが評価されたのではなくて，普及振興に尽力したということが評価されてのことです。

創設33年の陸上教室，延べで3500人を越える小学生が陸上競技を楽しみ，記録向上をめざしました。子どもたちも学校とは違う貴重な経験や楽しい思い出ができたことでしょう。

また，大会運営などの面でも金沢・石川の小学生陸上界の中心になってきたことは確かです。

振り返ってみると小学生にトラック＆フィールドの種目をどうやって楽しみながら記録を伸ばすかの試行錯誤の連続だったと思います。（今もですが）それも指導者としての楽しみでもあります。

指導者の方々も長年，ありがとうございました。卒業生がコーチとして戻ってきて指導しているのも金沢市小学生陸上教室の大きな特長で，ありがたいことです。

いつまでどのように金沢市小学生陸上教室が続いていくかは分かりませんが，今後ともよろしくお願いします。（監督　野村泰裕）